見た目や使い勝手が何かと評判の「SynthMaker製プラグイン」のサンプル・サイト。
AM VSTやNUSoftingといった常連デベロッパーや、最近話題になったAnna、 Distoyr、 Precog、 MykraSound等々画面がリッチなプラグインにはSynthMaker製が多い。
- SynthMaker(通称SM)とは、SynthEdit(通称SE)同様、処理モジュールをパッチして保存すればプラグインができる簡易開発ツール。
- 開発環境は有料で、最新の高機能モジュールや、リッチなGUIを構築できるツールがセットのため、SynthEditと比べクオリティの高いプラグインを作りやすい。
- ただしSM製プラグインは、SE製以上にCPU負荷が重くなる傾向が見られる。
- SynthEditの場合、導入の簡単さ(フリー入手可、未登録でプラグイン作成可)から
・ ほとんど同じモジュールを使った同じようなプラグインが氾濫していたり、
・ 制作スキル不足で使い物にならないプラグインが一定割合で登場するため、
現在ではSE製プラグイン全般に頭から否定的になっている人も多い。
- このように現在SynthEditが抱える問題を、SynthMakerや他の簡易開発環境がどのように解決していくのか、今後の展開が興味深い。
[2008/04/24] SynthMaker v1.1アップデート (30日間限定試用版あり)
http://rekkerd.org/outsim-updates-synthmaker-to-v11/ - 信頼性向上のための60件以上のバグフィックス
- 処理コンポーネント(モジュール)の追加とアップデート
・ TriggerベースのFFT/IFFTコンポーネント追加
・ FFTを使った新しいAdditive Oscillator
→ 今後FFT型加算合成やIFFT型サンプリング再合成を使ったシンセが増えそう
(SMのお陰?で波形ドロー型シンセやグラフィカルなパラEQが氾濫したように)
■Programming