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Final NotePad 2007J

制作元:
プラグイン内容: 定番譜面作成ソフトの簡易版 (要レジスト)
対応OS: Win&Mac
カテゴリー: ユーティリティ:DTM Utility
総合評価: 0.00
コメント数: 0
投稿日: 2008/08/03(Sun) 17:26:31

定番の譜面作成ソフト「Finale」のフリー版。

譜面の清書をしたい時、あるいは、
曲の構成を譜面上で検討したい時、
時間に余裕があれば お試し程度に。

[Finale Notepad 2007新機能]
- 製品版のGPO搭載に合わせ、フリー版にサウンドフォント音源搭載(GM配列32M)
- タブ譜入力対応 (コード名表記は未対応。 ドラム譜も未対応)

[Finale製品比較表]http://www.cameo.co.jp/finale/comparison.html
  既に譜面で作曲する習慣があり、単純にその作業をPC上に移行するなら、
  Finale下位製品のややこしい機能制限で悩むよりも
  Finale最上位版 を ライバル製品 と比較検討した方が手っ取り早い気もします。
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フリー版は製品ファミリー最下位に位置する為、実に多くの機能が制限されています。
[入力方法]マウス/PCキーボード/MIDIキーボード。
  マウス/PC KBDで音価選択、MIDI KBDで音高入力。後からマウスで配置修正。
  (製品版機能: MIDIファイル読込/MIDIリアルタイム入力/マイク入力/譜面OCR)
[譜面構成] 段数、音部、移調設定等、全て最初に決め打ちで途中修正不可能。
  裏技: 構成を変える時は、譜面を新規作成し、入力済譜面からコピー&ペースト
      ただし歌詞(や記号の一部)は一括コピー&ペーストできない(w
[小節表示] 表示幅は自動調整。 音符/休符数や歌詞で幅が変わり、実用に絶えない
  裏技: 歌詞に空白を入れれば 小節幅を調整できる
[楽典記号] 使用可能な楽典記号はスラー/タイ/臨時転調/繰返し のごく一部だけ。
  繰返しのバリエーション、強弱記号、アクセント、その他残り全ては、
  お絵かきソフトの要領でいちいち記号を書き込む必要がある。
まあフリー版で完璧な譜面を楽々入力できたら、製品版の存在価値や細かいランク分けが全て崩壊してしまいますから、致し方ない所でしょう。

そして(忍耐を重ねて)一曲完成させた頃には、いくつかコツが見えてきます。
[連続入力] テンキーパッドとMIDIキーボードの併用で、連続入力が多少楽になる。
[譜面再生] 入力後、譜面再生で音を鳴らしてみると入力ミスを発見しやすい。
  ただし楽典記号はほとんど無視されるので参考程度。
[MIDIファイル] FinaleのMIDI入出力を、MIDIyokeでMIDIシーケンサにつなげば
  音高はやりとりできる。ただし音価、休符、その他情報は再入力と修正が必要。

なんだか微妙ですが。
普段はPCで譜面作成しない/出先でライセンスがない等で、急場をしのぐための
非常用ツール(Office Viewer、ワードパッドの類)と解釈すれば納得できる(のかな)
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